Mercury湾で15年以上釣りをしてきていろんな釣法、仕掛けを使うけれども、最もよく使う仕掛けは、錘が仕掛けの終端にあり錘と道糸の間の幹糸から針が分岐する胴付き仕掛けです。こちらでは、ledger rig とか dropper rigとか言います。いろいろな胴付き仕掛けを作って使って来ました。改良のつもりの試行錯誤をずっと続けていますが、2018年1月時点での定番仕掛けを説明します。材料は、下の写真です。(2セット分)
幹糸:フロロ10号、全長1.5m
枝ス:フロロ8号、20-30 cm、2本
針:太地ムツ11号(黒色)
三又より戻し:2個(黒色)
針数を増やさなくても十分釣れるので、針は2本です。下側の三又より戻しから錘までの糸は、フロロ8号を使います。理由は、錘が根ガカリして取れない時に、仕掛け全部ではなく、錘のみが犠牲になるようにとの考えです。針やより戻しが黒なのは、バラクーダを避けるためです。100m位までの水深でタイ、シマアジ、テラキー、ゴールデン・スナッパー等を釣る時にこの仕掛けを使います。チモトに蛍光ビーズを付けたり、蛍光塗料を塗った針を使うとはっきり効果のでる時もあります。下の写真は完成したものです。
この仕掛けを基本として、100m以上の深場では、針数を増やしたり、ハリスを太くしたりします。タイだけを狙う時は、針を大きくします。ヒラマサやハプカが釣れそうな時は、ハリスを太めにし、針も大きくします。