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船着場でのアジ釣り

 フィティアンガで有名な観光スポットの一つであるフェリーランディングの対岸、フィティアンガ側のフェリー埠頭は、終夜電灯がついていて、フェリーが11時過ぎに運転終了した後は、小魚たちの天国になる。明かりに集まるプランクトンを食べに小魚が集まり、それを食べる中大アジが集まり、それを狙ってマトウダイや大きなアカエイが来る。こちらのアジは、日本のアジよりも肉食性が強いようで、小魚やプランクトンを追って30センチ以上もあるアジが水面を跳ね回っているのを良く見かける。こんな時は、ライトタックルで小さなメタルジグやミノーをキャストすると、面白いようにアジが釣れる。最も手軽に効率的に釣るのは、太目(ハリス4号以上)のサビキ仕掛けを半分くらいに切って針数を3本程度にした胴付サビキ仕掛けに軽い錘を付けてキャストし、錘の着底を確認してからチョンチョンと誘いながら引いてくる釣り方だ。アジと言っても40センチを超えると結構力もあり、なかなか楽しくて病みつきになる。釣果は、ナメロウやアジフライ等にしてニュージーランドワインの肴にうってつけだ。

 また、日本で一時流行った“アジング”でもよく釣れる。ほぼ一年中、夜にアジが集まるが、夏場の方が釣りやすい。雨で川が増水した時は沖に行ってしまう。一番アジが集まり活性が高いのは、満潮から潮が引き始める2時間位だ。