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ハプカ釣り

 ハプカは、40キロ以上にもなるニュージーランドの代表的根魚だ。釣り方は、太ハリス(30号以上)と大きな針の胴付き仕掛けで深場の根の上で流し釣りをする。ただ、海外のフィッシングボートは、トローリングを念頭に作られていて日本の遊漁船のようなスパンカーがなく、流し釣りは少しやりにくい。餌は、サバ、イワシ、アジ、イカ等の丸付けか、カツオの切り身等を使う他に、アジやカウアイの泳がせでも釣れる。ハプカ釣りは、潮止まりの時間帯が良いといわれている。潮が流れなければ食いは悪いというのが釣りの常識だが、私の経験でもハプカが釣れるのは何時も潮止まりの1-2時間が多い。理由は、まだよく解らない。ハプカは、大きな口で餌を吸い込むように食べるので大きなアタリで合わせれば釣れるが、たまに、餌をくわえてじっとしている時もある。大物の場合は、根がかりのように見えるので、時々仕掛けを聞き上げてみるのがいい。

 餌釣りの他に、ジギングでもハプカが釣れる。深場のジギングは大変だが、魚がいれば食ってくる事が多い。

 マーキュリー湾では、水深100m前後のポイントで5-10キロ程度の物がよく釣れるが、20キロ以上の物も時折釣れる。ランフェリーバンクやホワイトアイランド周辺の深場では、40キロ以上の大物も釣れる。