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ゴールデン・スナッパー(Golden Snapper)

 キンメダイは、マーキュリー湾周辺では殆ど見ない。代わりに、深場ではキンメダイに似たゴールデン・スナッパーが釣れる事が多い。鮮やかな明るいオレンジ色をしている。鱗や鰭、頭部が硬く尖っていて、素手で扱うと指先を傷つけやすい。白身の魚で、うろこは硬いが皮は柔らかいので、マリネや昆布締め等にして皮ごと食べることが出来る。

(2008年1月追加、2018年1月修正)

 最初ナンヨウキンメと思っていたこの魚は、実は日本近海にはいないニュージーランドとオーストラリア特有の魚であることが、実際にこの魚を釣ったK氏のご指摘でわかった。写真の魚は、ゴールデン・スナッパーとかレッド・フィッシュ又はレッド・スナッパーと呼ばれている。日本のキンメダイもこちらには生息していてAlfonsinoという名前だが、ゴールデン・スナッパーよりも更に深い所にしかいないので、これを釣る人はいない。Whitiangaの店では見たことがないが、どちらもAuckland辺りでは魚屋さんに売っている事がある。ゴールデン・スナッパーは60mから200mくらいの水深の岩礁帯で釣れる。また、メタルジグが大好きで、自分の体長の半分以上もある大きなジグに食いつくので、ヒラマサねらいのジギングで釣れる事がある。キンメダイのように美味い。